自分と向き合い過ぎてるヨギ&ヨギーニさん、どんどん人と比べて行きましょう
目次
インストラクター目線の、”こうなって欲しい生徒”になっちゃってる人
他の人と比べないで〜
自分と向き合って〜
自分は自分〜
ヨガのインストラクターが言いそうな言葉の数々。
実際ヨガをしている人に「ヨガの良さって何?」と聞いたら、9割の人が「人と自分を比べなくなりました」って答えるんじゃないかな笑。
インストラクターに「人と比べないで〜」と言われて、内心「そうだそうだ、人は人、自分は自分なんだから」と言い聞かせている人。
もう既にインストラクター目線の、”なって欲しい生徒”になってますよー。
人と比べないでの掛け声を言う事によって、誰でも陥るヨガあるあるにイントラが引きずり込んでる事ってよくあるんじゃないかな。
誰でも陥るヨガあるあるとは、
ヨガ人A:他人と比べないでって言われても、私下手くそだし、キョロキョロ。あの人上手いな、キョロキョロ。このアサナってどうやるの、キョロキョロ。このアサナやるとキャミソールめくれて気になる。このアサナ初めて、合ってるかな、キョロキョロ。あ、あの人私よりも下手っぴ、キョロキョロ。。。きゃー!!ヨガ界ではご法度の「人と比べない」ができてないじゃない、私!!
こんな感じですかね?
”比べない事が出来ない人”にしてませんか?
イントラが「人と比べないで」という言葉を多用することによって、あなたを比べない事が出来ない人にしてしまっている可能性があります。それでヨガ人を悩ませていたり、イントラ自身これを言っておけば間違いないとか、ヨガっぽいとか思ってしまうんじゃないかと思うわけです。
イントラ自身も気付いていない場合ももちろんあると思います。
しかし、全てを否定しているわけではないです。
一回言われただけで、スッと腑に落ちる人もいるでしょう。誰かは楽になれたでしょう。
私も最終的には人と比べないといいますか、比べないと楽だよねー。という事に落ち着くんですが。
そこに至るまでのプロセスがとても大事だと思うのです。
比べるの大好き、日本人。比べられるの大嫌い、日本人。
先ほどからずっと言っている「人と比べない」、
これに賛同できますか?
共感できますか?
あなた自身できていますか?
答えはNOです。
全員が全員ではないと思いますが、私はほぼ0だと思っています。
人は比べる生き物です。特に日本人なんて比べるの大好きじゃないですか。
子供から大人まで日々、自分と他人を比べまくってます。比べるワールドの住人です。
日本は昔から人と比べる事で優越感を感じたり、自己を確認したり、頑張らせたり、努力させたりが多かったと思います。
他人と比べる事によってその人の起爆剤になれば良いですが違う人もいます。
人は比べる事が日常なのに、比べられるのが嫌いです。
他人と比べられるのが嫌な人は落ち込んだり、腐ったり、恨んだり、怒ったりとネガティブ要素がごっそり出ちゃう人もいます。
比べられるのが嫌いなのに、比べちゃう側を毎日自らやっちゃってるわけです。
おかしな話ですよね。
さて、そろそろ人と比べて行きましょう笑
ここまで書いていて、じゃあ私(lala)はどうなんだ?と。
そもそも私は比べるのが悪いと言ってるんじゃないんです。むしろ比べる推奨派です。
比べる応援団、比べる推進委員会です。はい。
どんどん比べていけば良いと思っています。
私のLala YOGではどんどん比べていこうと言ってます。
比べると楽になる!?メリットは!?
周りから比べるなと言われ、でも実際比べてる自分がいて。そこに葛藤が生まれます。
周りに言われても言われなくても比べてしまうなら、初めから比べる事を許可を出したらどうでしょう。
それだけでもずいぶん楽になると思いますよ。
比べる事で生まれる良いことってたくさんあります。
私は、ヨガが上手い人、尊敬する人、キラキラしてる人、気になる人達をとにかく見ます。見る見る見る見る。穴は開きませんが、気付くと見てますね。
気になる人を目で追っちゃうのはごくごく自然なことですよね。
そして、比べるというよりは目から学ぶ。ですね。
上に挙げた人達の持っているものを自分は持っていないと思っていますので(仮定)、自分とはまず同じ土俵に立っていません。同じ土俵には立てないけど、学べる事、真似する事、近付く事は出来ます。
あ、私は、真似する事も大事だと思っています。真似するなら、敬意をもって真似して下さいね。
ずっと見ていると、真似てると、気付く事がたくさんあります。
この人何でこんなにヨガが上手いのか?おーこの人はこんなに自主練してるのかー。やってみよう。
この人のアサナのこの手の角度めちゃくちゃカッコ良い!即、真似してみる!
この人のこの考え方ってマジでイケてるぜ。自分のものにする。
この人の笑顔に毎度癒されるわー。人にも優しくできちゃうわ。
気付く事、たくさんあります。
もちろん、悪い意味でいろいろな事が見えちゃう事もあるでしょう。
理解できない部分、真似したくない部分、反面教師的部分ですね。
比べた先にしかいない、比べない自分
人をしっかり見た上で良いところと嫌なところを自分と比べて。
自分の中のこういう人になりたい!!こうはなりたくない!!って気持ち、
めちゃくちゃ大事だと思ってます。
だから、こうなりたいと思わせてくれるあの人をたくさん見て比べていきましょう。
そうして比べる事に慣れてくると、その行為自体が上手くなっていきます。
気になる人がいた時、その理由がすぐ分かっちゃったり、素敵なところがぼんぼん目に入ってきます。
素敵なところが分かっちゃって、そんな素敵なところを真似し続けていったら、、、
どうでしょう、その時あなたは他人と自分を比べてそれを良し悪しで判断してると思いますか?
比べないと比べる事が分かりません。
人は比べる生き物です。だから自信を持って比べていきましょう。
比べた先の自分は、比べないと出てきませんよ。
”比べない自分”は”比べた先にしかいない”と思うのです。