ポモドーロ法を試してみた結果と工夫
年間333冊読破に向けて日々、本を読んでいますが遅々として進まない。
今のペースは二日に一冊。
この二日に一冊ペースの壁がなかなか超えられない。
理由はいろいろありますが、まず読書に使える時間が圧倒的に足りない。
そりゃそうです。
1日中読書だけで過ごせるなら1日に何冊も読めるでしょう。
ですがそんなことは現実的には無理な話です。
読書の他にも1日にやらないといけないことはたくさんあって、それを満遍なくやろうとするのは結構大変なことです。
目次
ポモドーロ法というのを知っていますか
そこでポモドーロ法(ポモドーロテクニック)が良いということを聞きました。
ポモドーロ法とは短時間集中法のことです。
ポモドーロ法についての詳しい情報はインターネットで検索していただくとその歴史からやり方の工夫に至るまでたくさん出てきますので調べられるのも良いかと思います。
やり方
1、何か1つやることを決めて25分間集中して、そのことだけを取り組む
2、5分間の休憩をとる
3、この25分+5分、計30分を1セットとして、2〜4セットやったら15〜30分の長めの休憩をとる
この繰り返しです。
このポモドーロ法ですが、簡単ですよね。
簡単なのに何がそんなに効果があるのかと思いますよね。
実践あるのみです。
基本は時間を計ってやるだけですからね。
今はポーモドーロタイマーというものが無料アプリで手に入るので使用してみるのも良いでしょう。
今すぐにやりたい方は携帯のタイマーでも十分です。
やってみた結果
良かったと思うことはたくさんあります。
1、やらなければいけない事が整理できる
2、一つの事にかなりの集中力を発揮できる
3、やらない、やりたくない事をやらない
4、作業が進む
やらなければいけない事が整理できる
これはポモドーロ法をやる前や、仕事を始める前に今日1日でやらなければいけない事や、やりたい事をリストにします。
これは私は普段から毎日やっていますが、一度頭の中を整理整頓できるのでオススメです。
さらに、ポモドーロ法をやる場合は、やる事リストに優先順位と何セットやるか決めていきます。
タスクごとに作業が終わって次にどれやろうかなと考える事も、何セットやろうかと考える事も省けるのでより時間を有効に使えますよね。
1つの事に集中できる。
やる事の順番と割り当てた時間がありますので、それにそってポモドーロ法開始です。
25分間です、集中してそのことだけをやり続けます。
携帯が鳴ってもできたら無視しましょう。
長くても25分後には確認できるのですから。
私の場合ですが、25分だけと思ってやるとかなり集中できました。
やらない、やりたくない事をやらない
これは結構驚き効果の1つでした。
普段何も制限をかけない中での25分だと、今やっている作業と違う事を始めてしまったり、目の前の作業に対して甘い集中力でやってしまったりどうにも作業に対して時間を無駄に使っている感じがする。
そこでポモドーロ法を使うと、携帯が鳴ろうが、違う事がやりたくなろうが、何が起きても今やっている作業をやり続けるという事が決まっていますので、他の誘惑を無視することができます。
やってみると、かなりの誘惑の中に身を置いているか知ることとなります。
世の中誘惑だらけです。
逆に今までダラダラしながらよく作業ができていたなと感じます。
冗談抜きで、本当に集中力はすぐ切れてしまっていたのかと驚いています。
この、やらない事をやらないと決めるのがとても良い効果を生んでいるのかなと思います。
作業が進む
作業をいかに短時間で効率よく進められるかが上手に使われているので、普段と同じ時間を使っても作業は普段よりも進むことになりますね。
今後の対策と工夫
初めは25分経つのはアッという間で、その後の5分休憩が長く感じます。
なので5分が終わる前に作業を始めてしまったりという事もありました。
ですが、セット数が増えていくと25分が長く感じたり、集中力が切れやすくなってきます。
もちろん5分休憩はアッと言う間に終了です。
そこでポモドーロ法開始付近のまだ元気で集中力も十分ある時にでも、25分後の5分休憩をしっかり休む事も徹底していきます。
こういう小さい事もしっかりやっていく事で、良い効果に繋がっていくと思います。
アレンジは無限大
5分休憩が終わる前に作業に戻るというのは、その前の25分間の作業があまりにも楽しかったり、物足りなかった時、気分的にノッテきた時にいきなり終了する事にあると思います。
作業が途中で終了して後ろ髪引かれながら休憩に入るという事が何度もありましたので、自分の中の得意不得意分野に左右されているのでしょうね。
そんな時は、作業は25分、休憩は5分という時間の長さをを自分なりにアレンジしてやっていくのがストレスを感じずに続けられる工夫の1つだと思います。
できたら全ての作業を始める前の、やることをリストにした時に、タスクごとに時間配分も自分流にアレンジできたら良いと思います。
例えば、30分集中して読書して、10分休憩とか、PC仕事は作業時間は15分、休憩時間も15分など。
いろいろ試して、無理なく自分が一番集中できる組み合わせを見つけていけたら良いかと思います。
私もまだ始めたばかりなので、もう少し続けていった先の効果や、ポモドーロ法と自分の上手な付き合い方の発見ができたら面白いと思います。
そして自分だけの1日の最強時間配分が決まったら、作業が進んで進んで仕方なくなって、好きな事に使える時間が増えて幸せって事ですよね。
そんな日、早く来い。
*この記事はポモドーロ法を2セット+10分(はみ出し)を使って書きました。使いすぎですね。